鉄道模型には縮尺によっていろいろな種類があります。日本で最もポピュラーなものはNゲージという軌間9mmのものです。他にHOゲージという軌間16.5mmのものがあり、日本の狭い屋内でもレールを敷いて列車を走らせることから普及しました。
一方Gゲージは軌間が45mmであり、縮尺1/22.5です。このGゲージの鉄道模型を屋内で楽しむには相当に広いスペースが必要ですので、急カーブを曲がることのできる軽便鉄道やトロッコなどが主体となります。
このようにGゲージの鉄道模型を走らせるには広大なスペースが必要なので、必然的に屋外での走行をするようになり庭園模型としても楽しまれています。このため耐候久性能が高い線路などの部品が多く作られています。
Gゲージは広いスペースを必要としますが、他の縮尺の鉄道模型に比べて模型そのものが大きく迫力があるのが最大の特徴です。しかしながら、スペースの問題から日本では愛好家が少なく国内では生産されていないものでもあります。