ZJゲージは鉄道模型の一種で、縮尺1/220、軌間6.5mmを採用した日本型Zゲージです。名称が「J付き」の軌間は、縮尺や軌間が国際規格と異なり日本独自の場合がありますが、ZJゲージは縮尺・軌間共にに国際規格のZゲージと同じです。
ZJゲージは、2006年にアキア(現・プラスアップ)が、車両単品と線路を付けた「食玩」として発売を開始しました。400円足らずという価格にもかかわらず完成度が高く、それまで高額だったZゲージ市場に、新しい風を吹き込むことになりました。
道床付き軌道に関しては、それまでマイクロとレインズからの供給のみでしたが、2007年にプラスアップから発売されました。2007年以降は、この規格の商品が東京マルイ、クラウンモデル他各社からも発売されるようになりました。
東京マルイのような高級路線の鉄道模型会社の参入により、市場は徐々に活性化しています。新幹線やブルートレインなどの人気車両も発売され、情景部品等日本型ストラクチャーも徐々に揃い始めました。これからの商品展開に、鉄道模型ファンも注目しています。